スポンサーリンク

2022明治安田生命J1リーグ 第1節 湘南ベルマーレvs柏レイソル(DAZN)

2022reysol

2022明治安田生命J1リーグ 第1節
@レモンガススタジアム平塚 6,755人
湘南ベルマーレ 0-2 柏レイソル
------0前0------
------0後2------

湘南 
柏 68 マテウス・サヴィオ 75小屋松知哉

湘南 □大岩一貴 □■大岩一貴 □瀬川祐輔
柏 □ドッジ

スタメン

・韓国代表招集から帰国隔離あけのキムスンギュさんがスタメン。高橋祐治さんが真ん中で右に大南くん、左に古賀くんの3CB。中村慶太さんと三丸さんがワイド。中央は椎橋くんが下がり目で山田くんとサヴィオさん。FWはドウグラスさんと細谷くん。

・ちばぎんカップでお披露目した中村慶太さん依存型可変システムなので、中村さんの位置取りで5にも4にも見えるけれど、ちばぎんカップと同じ。(個人的に、数字で表すフォーメーションは守備時の陣形で表すのが好きです。攻撃時はどのチームも結構崩れるので。5-3-2なのか3-5-2なのかは迷うところだけど、メディアはどのように決めてるんだろう?)

・千葉、湘南と3バックのチーム相手が続いたため、4バックのチーム相手には4枚でいくのかは現時点では不明。

○試合で気になったこと

・3分。素早いリスタートからタリクさんのシュート。リスタートのエアーポケットは柏の長年の課題の1つ。

・右サイドは1人ではがせる中村慶太さん、サヴィオさんがいるのでそこそこ運べる。とにかく中村慶太さんが素晴らしい。緩急つけたドリブルに大きなサイドチェンジ。ここまで賢いというか視野が広いというか、サッカーが上手い選手だとは思ってませんでした。

・左サイド。三丸さんは1人で運べるタイプではないので戻す場面が目についてしまうのですが、そこで注目する動きを見せたのが大抜擢の山田くん。大岩さんの退場もあったでしょうけど、10人対11人になってからは三丸さんを助ける動きが増え、2人で連携して崩す場面が前半終了間際に何度か見られました。山田くんは実にポジション取りが上手い。中川寛斗くんっぽさをとても感じます。三丸さんを活かすには周りとの連携や前にスペースを空けてあげることが大事だと思うのだけど、そうなると中盤3センターの左側の役割がめっちゃ大事だなと。ただでさえ3人で中盤埋める訳で。知恵熱でそう。

・大南くん。いわきFCのスプリントコーチに就任された秋本さんにオフシーズンに師事を受けた成果がありそう。前半戻ってきてタリクさんのシュートをブロックした場面は良かった。

・今シーズン3センターをメインフォーメーションにするのであれば、サイドアタッカーが極端に少ないメンバー構成にも納得がいく。のだけど3センターの交代枠にドッジさんしかいないわけでこの辺りが良く分からない。5人交代になってからも監督は交代枠を余らずことが多いので。(各クラブ別1試合平均の交代人数をまとめてみたくなった)

・ドウグラスさんは軽い捻挫とのこと。今年の柱であることは間違いないので早めの復帰を願ってます。

・湘南の大岩さん。2枚目のイエローは不用意でしたね。で、その後知ったのですが湘南のコーチに今シーズンから柏にも在籍されてた古賀さんが就任されてました。古賀さんも柏であんな感じのプレーで良くカードをもらっていましたね…

・攻撃を牽引するサヴィオさん。この2試合を見て感じるのはとにかく気持ちよくプレーしているなと。気兼ねがないというか遠慮がないというか。加入後はクリスやオルンガ様に遠慮してた部分もあったように見てて思ったので、楽しそうにプレーしてるのはとても良い。ケガだけ気をつけてほしい。

・11人対11人だったらもう少し苦労しそうだった気もしますが、開幕を無失点試合で勝ち切ったのは上々のスタートと言えるでしょう。

・試合前に瀬川くんと監督が握手をしたと聞いて少しホッとしました。(瀬川くんは2020年度に仲介人を遠藤貴さん(湘南と比較的繋がっている方)に変えているのでその辺の事情もありそう。※2019年までは江坂と同じ植木竜介さんでした。)

次の試合に向けて

・ルヴァン開幕は京都さん、ホーム開幕はマリノスさんと。どちらも攻守の切り替えが早くハードワークできるチーム。寄せの速さや圧力は多分湘南さん以上。特にホーム開幕のマリノスさんですよ。

・自分は、今期の柏の不安点としては守備だと思っていまして、それは昨シーズンはこんな傾向があったからなんですが、
①自陣でのビルドアップはそもそも得意としていない。
②前から圧力を喰らうと ムリ目のパスでボールを失う/ラインが下がり続ける/GKからロングボール で守備一辺倒になりがち。
③ゴール前でワンタッチで体を入れ替えられて崩される場面が多かった。
④コーナーに逃げてもセットプレーでの失点も多かった。

結果として、失点数はワースト3位。残留したクラブでは最下位でした。それでもシーズンオフにメンバー的なテコ入れはありませんでした。ココをちょっと危惧してます。(逆に強化部は大丈夫と判断したのだと思います)2試合を見る限り守備の仕方で昨年と大きく変わったポイントはなさそうに見えるので、圧が強くハードワークするチームを前にやれるのかというのは注目したいです。この2試合は前半戦の試金石になりそうだと思ってます。(もちろん嘲笑うかのように軽く覆して欲しいですけど)

コメント

タイトルとURLをコピーしました