・2013年度Ｊクラブ経営情報開示（Ｊ公式）
・2012年度 Jクラブ個別情報開示（Ｊ公式）
・2011年度 Jクラブ個別情報開示（Ｊ公式）
・2010年度 Jクラブ個別情報開示（Ｊ公式）
・2009年度 Jクラブ個別情報開示（Ｊ公式）
・2008年度 Jクラブ個別情報開示（Ｊ公式）
・2007年度 Jクラブ個別情報開示（Ｊ公式）
・2006年度 Jクラブ個別情報開示（Ｊ公式）
・2005年度 Jクラブ個別情報開示（Ｊ公式）
2013年度の経営情報が発表されました。
いつもの年のように開示されてからの推移を個別に見ていきます。
営業収入
2013年度は34.1億と2012年度35.5億円から1.4億円の減収でした。2013年のＪ１クラブの中では。浦和の57.9億、マリノスの43.2億、名古屋42.3億、ＦＣ東京35.5億についで５番目の規模です。30億円超えは12チームです。マリノスは日産からの10億円が目につきますが、営業収入でも去年の37億から6億円近く伸ばしているわけです。広告費収入は1.5億も伸びてるほか、優勝争いをしたこともあって入場料収入が3億近く増えています。やっぱり大きな箱をもってるとポテンシャルは半端ないですね。
13年：34.1億
12年：35.5億
11年：35.4億
10年：27.4億
09年：28.6億
08年：29.9億
07年：31.0億
06年：32.4億
05年：38.7億
入場料収入
そんなレイソルの2013年度入場料収入は6.46億円。2012年度5.76億円から7千万円ほどの収入増でした。2011年は4.96億円でしたので優勝して以降毎年7～8千万円ほど増加が増えている計算になります。マリノスの3億に比べると小さいですが、コツコツ増えています。大宮に比べるとチケット代は安いのでまだ増やそうと思えば増やせますね。ちなみに、例年にようにリーグ戦とナビスコで単価を計算しています。ナビスコ決勝はＪリーグ主観試合だったと思うので計算から外してます。
13年：6.46億 リーグ 213,406＋ナビ 18,307＝231,713
（単価2,787円）
12年：5.76億 リーグ 234,064＋ナビ 20,437＝254,501
（単価2,263円）
11年：4.96億 リーグ 202,593＋ナビ 8,769＝211,362
（単価2,347円）
10年：2.91億 リーグ 145,766
（単価1,996円）（Ｊ２）
09年：4.74億 リーグ 199,552＋ナビ 17,480＝217,032
（単価2,184円）
08年：4.6億 リーグ 209,229＋ナビ 21,491＝230,720
（単価1,994円）
07年：4.1億 リーグ 220,442＋ナビ 17,928＝238,370
（単価1,720円）
06年：2.5億 リーグ 199,872
（単価1,251円）（Ｊ２）
05年：5.3億 リーグ 212,368＋ナビ 22,763＝235,131
（単価2,250円）
営業費用
支出部門は33.8億円と2012年35.3億円から1.5億円の減額。2011年の33.9億と同じ水準となっています。減った要因ですが、販売費および一般管理費の項目が大きく目立ってます。
13年：33.8億
12年：35.3億
11年：33.9億
10年：27.0億
09年：29.3億
08年：30.5億
07年：31.0億
06年：34.6億
05年：38.6億
販売費および一般管理費
2013年、7.58億円と大きく減った販売費および一般管理費ですが、去年度は10.4億ありました。この費目は一般的にはレイソルの営業にかかった費用諸々が含まれる項目ですので、だいぶ削ったことになります。ちなみに、2005年の公開以降のこの費目の推移は下記の通り。2011年に日立製作所からレイソルへスタジアムが譲渡されたタイミングで費用が10億を超えるようになっていました。スタジアムにかかる管理費用は普通に掛かってくると思うので、去年から今年への3億の減少はかなりの企業努力の賜物だと思いますね。マッチデープログラムの電子化もこの一環なんでしょうね。
13年：7.6億
12年：10.4億
11年：10.2億
10年：4.9憶
09年：5.2億
08年：5.1億
07年：4.6億
06年：4.1億
05年：4.6億
人件費
最後にチーム人件費。去年はＪ１在籍チームで一番チーム人件費が高いクラブになってました。2013年は21.2億円と去年よりも金額は増えています。が、順番としては名古屋の23.5億に次いで２番目と下がっています。
13年：21.2億
12年：20.5億
11年：19.2億
10年：14.9憶
09年：15.8億
08年：16.9億
07年：16.9億
06年：21.9億
05年：N.A
とこんな感じでした。
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